世捨て人の暮らしぶり

自営業でコピーライターやってるよ。東京と静岡に住んでるよ。ドラムを叩くよ。面白そうな書き仕事なら世界中どこでも行くよ。Twitterは(@mush_me)、Instagramは(chappy__0927)、その他の連絡は→shotasato4@gmail.com だ!

チャピチャピチャッピーズのこと書いてみた

先月はチャピチャピチャッピーズという趣味で追い込まれ、今月は企業講演というビジネスで追い込まれる。ただ僕は追い込まれるほど燃えてくるMなタイプで、期間中にはやるべきことだけでなく先々やるべきことまで勢い余って片付けてしまう症候群!おかげで今日はやることがない「穴」のような日になってしまったので2018年一番楽しかった出来事、チャピチャピチャッピーズについて振り返ってみようと思う。

 

久しぶりのライブ+ジャズなんて知らねえわいや!っていうところからはじめたから練習はカルチャーショックの連発。「やってやるぜ!」という若い頃と変わらない勢いだけでスタートしたのが僕のチャピチャピチャッピーズだった。

 

ところが現役を退いて失ってしまったのはテクニックよりもむしろ自信の方で。僕は臆病者だからそれに気づかないフリをしながらテクニックのことばかり考えてたんだけども、そうするとね、くだらないことで緊張しちゃう。ミスったらどうしようとか。そんな低いレベルからのスタートだ。

 

でも夜中に一人であ〜でもない、こ〜でもないとドラムをポコポこしている時間は至福だったし、スタジオに入ってみんなと演奏すれば寝れないくらい楽しかった。

 

そんな中、観に行ったのがイエスタのライブ。そこで気づかされたのは演奏を通じてお客さんに何を持って帰ってもらうかが大事なんじゃないかということ。昔の僕は今よりも手足が自由に動いていたけど、伝えたいものが薄かったと思う。若かったしね。

 

じゃあ、今はどうかって。そこは年の功。あるんだな〜伝えたいことが。そこから心を込める奏法を自分なりに編み出して。これカッコ良い!って自信を持てるドラムを考えていった。そしたら余計ドラムが面白くなってきて、変な緊張は次第に消えていった。

 

本番のセットリストはたしかこんな感じだったかな↓

 

1、Autumn Leaves

2、It don't mean a thing

3、Take Five

4、夜空に願いを

5、アブラゼミ

6、All of me

7、Fly Me to the Moon

8、Armando's Rhumba

en、Stand by Me

 

写真はこんな感じだ!

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ライブの細かいところは楽しすぎて覚えてない。「夜空に願いを」の主旋律は高野さんがヴァイオリンで弾いたんだけど、当日一回合わせただけで完璧に弾いちゃうんだからあの人、毎日何食ってんだろうね。Fly Me to the Moonのテーマは植田さんが直前のスタジオからいきなり弓で弾きはじめるし、良平くんのソロはジャズでも野村良平感がじゃぶじゃぶに溢れてるから彼のギターは底が知れないよ。僕の見せ場はTake FiveのドラムソロとAll of meの4バースソロ。それから曲間のMC(トークソロ)ってところかな。

 

ライブ中に垣間見えたお客さんの顔はみんな良い表情に見えて、後で話したら喜んでもらえたみたいで一安心。後日Twitterでもいくつか感想をいただいたんだけど「私も楽器やってみようかなって思いました!」っていうDMは嬉しかったな〜。

 

僕は「生きてりゃ色々あるけどさ、また音楽がやれてこんなに幸せだって。みんなにもそういうものがあったりするのかい?」っていうおこがましくも謎の疑問系スタイルで演奏していたのでそれが少しでも伝わっていたら、いとをかしが過ぎるよね。

 

ちなみに最近はジャズバーデビューを目指して練習中。先日、アフロキューバンっていうラテン系のリズムを教えてもらったんだけど、あまりの出来なさに吐きそうになったよ。でも僕はテクニックってライターでいうところの語彙力みたいなもんだと思っているので、一つひとつ身につけてまた良い演奏をしたいなと。

 

ああ、こんな清々しい気持ちで演奏できる日が来るんだから辞めて良かったんだよ。なぁ、チャッピー。なんて若かりし頃を振り返りながらスタジオへ向かう火曜日の午後。とりあえず今年は早めにジャズバーデビューしてセッション武者修行の旅に出る!

 

チャピチャピチャッピーズは次いつやるかわからないけど、リーダー植田の気分でまたやると思うので、その時は聴きに来てくれよな!

 

チャピチャピチャッピーズについて

はい、お久しぶり。いよいよ今週ですよ、チャピチャピチャッピーズのライブが。「年末にジャッズーをやるよ」くらいしか告知してないのに、あと2〜3名でソールドアウトなんだから植田、良平、高野ブランドはすごいなと。

 

ということで今日はチャピチャピチャッピーズというファンキーな名前でジャズをやることになったいきさつを当日来てくれるお客さんへ先にお伝えしておこうかと。

 

ーーー

 

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とある夏の日の午後、中野の小汚ない居酒屋にて。植田さん、良平くんと三人で酒を飲んでいた。何か用事があったわけではない。暇だったからだ。僕たちは他愛もない話をしながら空調が効きすぎている店内で水っぽい焼き鳥をアテにチンチロハイボールを煽っていた。

 

僕は「周りの友達が結婚して遊ぶ人がいない」という嘆き、良平くんは「居酒屋ですぐに値段を聞いてしまう癖をやめたい」という悩み。植田さんにいたっては「誰かと話したいって思いながら毎晩一人で飲んでる」という趣きについて語った。

 

要するに、平日の早い時間から「最近どう?」的な話で盛り上がっている女子大生おじさん三人組の会合といったところだろうか。

 

やがて音楽の話になり「最近ジャズドラム習いはじめたんですけどクソ面白いですわ〜」と僕が話したところ。「え、じゃあ良平と三人でジャズやろうよ。スタンダードジャズのカバーかなんか。インストで」と植田さん。

 

僕は「いや、プロと一緒にやるのは怖いんで」と即答したが、良平くんは「俺めっちゃ優しいっすよ」とメガネをキラリと光らせた。二人からすると、プロのステージとは全く違うフラットな環境でゆるく演奏してみたいっていうのがあったんだと思う。

 

とはいえ僕も後先を考えない性分。やったことないことは全部やってみよう症候群なので、話しているうちにだんだん楽しくなってきて「やりましょう!」という流れに。その場で決まったバンド名はチャピチャピチャッピーズ。誰もバンド名にこだわりがないので、良平くんがフザケ半分で挙げた名前がそのまま採用されるというゆるさだ。

 

そんな成り行きを後日、高野さんに話したところ「え、何それ!俺ヴァイオリン弾こうかな」と言ってくれたからチャンス!スケジュールを聞いてみるとまさかの「空いてる」とのことで高野さんの参加が決まった。

 

そんな居酒屋のゆる〜い感じからはじまったバンドがチャピチャピチャッピーズ。「好きな曲を好きなようにやろうや」という感じなので、スタジオでは各々がやりたい曲をピックアップしてあ〜でもないこ〜でもないとカチャカチャ。聴けばみんなわかるくらい有名な曲ばかりやるから、ジャズとか知らんていう人も楽しめるんじゃないかと。

 

みんな本業が忙しいからスタジオは数回しか入れなかったけど、僕は最高に楽しかった。どれくらい楽しかったかっていうとスタジオに入った日の夜は、寝れずに一人で深夜ドライブに出かけてしまうくらい。

 

気心知れた仲間と一緒に演奏できるなんて幸せ以外の何者でもないなと。現役を退いて10年。たまにバンドのサポートをすることもあったけど、基本的にずっと一人でスタジオに入ってドラムを叩いていたから、人と一緒に演奏することがこんなに素晴らしいだなんて忘れてた。これが音楽の良いところだよなと。

 

誘ってくれた植田さん、良平くんには感謝しかないし、高野道場に通ってなければジャズのライブなんて出来なかったから、今後高野さんには足を向けて寝れない。

 

ということで12月22日(土)は吉祥寺デイズにて。曲はもちろん、この楽しさをお客さんに伝えたいので一打一打心を込めて演奏したいなと。ということでまた週末にお会いしましょう!

 

あと2〜3名だけどもご予約は僕のTwitterで承ってます↓

 

▶︎2018/12/22(土)@吉祥寺デイズ 「フライミートゥーザチャッピーvol.1」

OPEN18:30/START19:00 前売1800円/当日2300円

(出演)

チャピチャピチャッピーズ(仮)(Vn.高野玲Gt.野村良平Ba.植田大輔Dr.佐藤章太)

Escalera al Cielo.

ご予約はリプライ又はDMでどうぞ!

 

サトウショウタ (@mush__me) | Twitter

 

ドラムが好き

面倒くさいけど、嫌いになれない。報われるのなんてほんの一瞬。でもその一瞬に心が囚われてしまう。好きっていうのは単純に「楽しいキャピ〜!」とかじゃなくて、そういう複雑な想いなんじゃないかと思うんです。

 

例えば、仕事。僕の場合、文章書くのはオールウェイズ面倒くさいのに、書き始めたらこだわりが出ちゃったりして四苦八苦。それでも読んでくれた人やお客さんから反応が返ってくれば、もっと良い文章書きたいとか、この仕事やってて良かったとか思っちゃうからやめられない。これをもう何年も繰り返してるからきっと好きなんだろうなと。

 

今日の本題であるドラムもそう。練習はダルい。くそダルい。どれくらいダルいかってたぶんバンドマンしかわからないと思うけどもう書いちゃう。

 

例えば、BPM40でスネアを4分・2拍3連・8分・3連・16分・6連・32分・12連・64分のチェンジアップ&ダウンの右・左スタート。「もう無理!」と毎回思いながらも我慢してやっているけど完璧に出来ないし、サボるとさらに出来なくなるから苦しいを通り越して可愛い。

 

「これ完璧にできるのテリー・ボジオくらいしかいないから」という励ましの言葉を添えて、この練習を僕に教えてくれたのがお師匠、高野 玲。マニアックな練習を溢れんばかりの笑顔で楽しそうに解説してくれるお師匠は、ドラムを愛し過ぎてやや変態がかっている時があるんだけど、そのレッスンは魔法。

 

僕は現役を終えて10年。初心者同然のところからはじめて1年足らずでライブとレコーディングができるところまで自信が回復したのは紛れもなくお師匠のおかげ。あと習っていくうちに気づいたことなんだけど、何より趣があるのはバークリー卒のお師匠とて決して優等生ではなかったんだろうなということ。

 

なぜなら出来ないことへの共感力が異常に高いから。出来ない人の気持ちや理屈をわかっているから、できるようになるまであらゆるアプローチで教えてくれる。これが本当に魔法すぎてマジック。

 

たぶん一打ずつ気の遠くなるような練習を何十年も繰り返して、いろんな思いしながら今先生やってるんだろうなとレッスン行く度にヒシヒシと感じるわけですよ。ちなみに最近はJazzのcompingっていう基礎練習をお師匠に教えてもらって、発狂しながらやってるんだけど、ちょっと出来るようになると「ふふっ」ってなるからやめられない。

 

練習は上手くいけば天にも昇るような高揚感を得られる代わりに、上手くいかないと「木の棒持って地下室篭って。俺生きてる意味あんのかな」くらいまで落ち込む。刺激的でいいでしょう。でも、僕思うんですよ。

 

何やるにしても出来ないことが出来るようになるっていうのはそれだけで価値があるって。人間だから逃げたくなることもあるけど、一つずつ積み重ねていくことが最終的に人を喜ばせるための力になるって、お師匠のレッスンを通じて教わった気がしますよ。

 

おかげで今は現役の頃よりドラムが好きだし、凝り固まってた昔とは全然違うタイプのドラマーになれた気がする。まだ習って2年くらいだけども、お師匠にドラムを習えて本当に良かったと思ってますよ。いつか僕もアレして、お師匠のレッスンがマジですごいということを証明したいね。

 

ただ僕はお師匠がステージで叩く姿を一度も観たことがなくてね。それが今日イエスタという大好きなバンドで、その姿を見れるわけだから本当に楽しみ過ぎて眠れなかったどころか14時間くらい寝た。

 

そして今日はライブが終わったらどうせスタジオに入りたくなるだろうから、先回りして午前中からスタジオに入ってきたんだけど、調子が良かったのでテイクファイブがインテンポで叩けるようになった!やった!ドラム最高!Jazz最高!ポストロックやりたい!でもバンド見つからない!

 

 

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パピー

「また、会おうな」そう言い残し、寂しそうに電話を切った僕のパピーは御年六十四歳。今でこそ片田舎で細々と暮らしているが、若き日のパピーは実業家として名を馳せた後、凄まじいほどの勢いで転落。したと思ったらまた上り詰め、また転げ落ちるという富士急ハイランドもビックリのジェットコースター的な半生を過ごした。

 

ゆえに僕ら家族は全員道連れ。家賃40万サウナ付きのバカみたいに広いマンションに住み、晩飯時には寿司屋が家に入ってきて好きなネタを注文するというハイソサエティーな暮らしを経験したかと思えば、翌月には家族全員で薄暗い地下倉庫に布団を敷き、20円のもやしを食すというサバイバル生活を強いられた。

 

そんなパピーは破天荒を体現したような男だから警察沙汰も一度や二度。では済まずに三度、四度。幼い弟を抱っこしたマミーと一緒によく警察署へお迎えに行ったのも今となっては良い思い出だ。帰りは決まって、たこ焼きを買ってくれたしね。ということで今日は、そんな僕のパピーのお話をツラツラ書いてみたいと思う。

 

1、阿佐ヶ谷駅前「飯、食ったか」事件

僕が大学生の頃のある夜、JR阿佐ヶ谷駅を降りると頭から血を流したスーツ姿の男が「俺を誰だかわかってんのか!」と昭和風味の威嚇で角材を持った相手に殴りかかろうとしていた。僕はすぐ交番へ行き「喧嘩です!」と通報し警官と一緒に現場へ向かう。

 

しかし、近くで良く見るとその血を流した男は僕のパピー。パピーが警官に取り押さえられている時、僕が「親父!!」と叫ぶとギャラリーの注目が一斉に集まる。まるで刑事ドラマのワンシーンだ。次の瞬間、パピーは羽交締めにされ苦しそうな顔をしながら大きな声で僕に言い放った。「飯、食ったかぁぁぁ!!」。

 

連行され遠のいていくパピーに何て声をかければ良いのかわからず僕は慌て気味に「まだ〜」と返す。すると「そうかぁ〜」というパピーの声が阿佐ヶ谷の街にこだました。

 

2、回転寿司イチャイチャ事件

回転寿司で食事をした後、いつもの駅の高架下を通り歩いて家族で家路についた。するとそこに居たのはこれでもかというほどイチャついているカップル。パピーはそれを見つけると小学生の僕、幼稚園児の弟と肩を組みカップルを指差して大きな声で言った。

 

「いいか、女とイチャつくのはいい。でも外でああいうみっともないことは絶対にしちゃだめだ。わかったか!」僕と弟が頷くと、カップルの男性が鬼の形相でこちらに歩いてくる。その後、男性とパピーがイチャイチャしはじめたためマミーは交番へ走った。

 

3、お父さんを捕まえる事件

僕が中学生の頃。家でマミー、小学生3年の弟と三人で晩飯を食べていると、玄関が勢いよく開きパピーがドタドタとリビングに走ってきた。パピーはニヤニヤしてカバンから紙袋を取り出し「焼き鳥、買ってきたぞー!」とテーブルの上に置く。

 

僕が「おっしゃー!」と勢いよく紙袋を破くと、そこに現れたのは焼き鳥ではなく、ゴツゴツとした帯付き札束の数々。え?と息を飲むとパピーが「数えろー!」と帯を外す。次の瞬間、マミーは「ダメ!!」と怒鳴り札束を隠した。

 

その様子を目の当たりにしていた幼い弟はパピーがまた悪いことをしたのだと思い込んだらしく、後日家に持って帰ってきた作文には「将来の夢は警察官になってお父さんを捕まえることです」と書いてあった。

 

4、佐藤家四億円事件

会社を潰して一文無しになったパピーは「やりたいことないんだから仕方ない」と主夫業に専念して料理にハマる。毎日凝った料理を作りたいと高級食材を買い込み家計を圧迫。佐藤家の貯金はあっという間に底を尽き、借金生活に突入した。

 

しかしある日、パピーは出かけたっきり家に帰らなくなる。1ヶ月ほどして帰ってくると「アメリカ行ってきた」とのこと。何をしてきたかというとアメリカに本社を構える大企業のライセンス契約を取ってきたというのだ。

 

パピーはこのライセンスを元にお金を集め、一文無しから三ヶ月後には新しい会社を創業。その商売はノリに乗って約半年で四億円の規模に成長し、パピーは業界の風雲児としてあらゆるメディアに登場するようになった。しかし、業界新参者のパピーへの風当たりは強く二年後、またしてもパピーの会社はかなりの負債を残して潰れた。

 

二十年後、僕がまだライター駆け出しの頃。某業界の歴史に関する記事を作っていて、何人かの人物にインタビューしたところ、パピーの名前と会社名が出てきた。パピーはヒーローよりもヒール的な存在として名前が上がっていたから綺麗な話ではなかったが、僕は自分が書いた記事にパピーの名前と会社名を記せたことが嬉しかった。

 

パピーの教え

他にもここに書けないようなパピー伝説はたくさんあるけど、一貫しているのは悲しきかなパピーを知る人からパピーの良い話を聞くことはないということ。でもヒールだろうが何だろうが関係ないよ。パピーは僕に色んなことを教え、与えてくれた最高の親父なんだ。

 

「殺人・麻薬・宗教。それ以外は全部OK」という教えによって世の中のルールを斬新な角度から学べたし、「金は払うな。使え」という教えも自分で商売をやるようになったらその意味がわかったよ。時には「女は八人くらい作った方がいい」という教えもあったっけな。ただ35歳になっても一人出来るか出来ないかくらいだから情けないよ。

 

今でも大事にしているのは「二兎は追え」という教え。片方諦めるくらいなら全部手に入る方法を考えれば迷わないから力が出るじゃないかという諸刃の教えだ。この教えを守っているおかげで何度か火だるまになりかけたけど、今は幸せに暮らせているよ。

 

そんな数々の教えを示してくれたパピーも六十四歳。今その声に昔のような覇気はなく、心なしか体も一回り小さくなったような気がする。

 

僕は今まで「息子の自己実現こそ最高の親孝行」だと思って自分勝手に生きてきたんだけど、たまには会いに行って飯奢るとかでもアリなのかなと。マミーは毎年誕生日近くになると買ってほしい商品のURLを送りつけてるからいいんだけどね。パピーには何もしてないからな〜。とか、最近考えたりしてる。

 

 

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ねずみ色の暮らし

足かけ四年。長いこと住んだ横浜での生活を終え、勝手知ったる中野の街に舞い戻ってきた。新しい家はエレキドラムを叩くための部屋が欲しいという理由から1LDKに。望んだわけではないけど、デザイナーズ風味の室内も意外と気に入っているよ。

 

今はもう荷ほどきを済ませて冷蔵庫・ソファ・洗濯機など一新した家具も設置完了。エレキドラムを組み立て終えたら準備万端だ。数少ない友人たちを呼んで、引っ越しパーティーなるものを開催し、独身系フィーフィーおじさんを満喫していきたいよ。

 

住むとこ変われば心も変わる。まだ引っ越して数日しか経っていないけど、住まいや暮らしなど、どうでもいいと思っていた僕にとってこの変化は大きかったね。ということで今日は僕の衣食住。通称、ねずみ色の暮らしについて紹介していくから暇な人は読んでいって欲しいよ。

 

ちなみに今回は入居エントリーなんだけど、過去の退去エントリーも参考にしてみて↓

www.idiomcord.com

 

 

 

服はほぼ一週間分しか持っていないよ。それ以上所有すると脱ぎ散らかした服が部屋を侵食して生活スペースを圧迫してしまうからね。「いや、洗濯するっしょ」なんて味気ないことは言わないで欲しい。洗濯機のスイッチを押すところまではできても干す、畳むなんてハイレベルな作業できるわけがない。そんな時間があったら原稿を書くよ。

 

ゆえにこれまでの僕の生活は「裸で出かける or 洗濯する」というデッドオアアライブ。そう、サバイバルとモラルのせめぎ合いによって成り立ってきたんだ。たくましいだろう。でも安心して欲しいよ、サバイバルしたことは一度も無いからね。

 

ただ、洗剤だと思って使っていたものが実は柔軟剤だと指摘された時は腹違いの兄弟がいるくらいの衝撃を受けたね。同じ経験をした人にアドバイスするならこうかな。「洗剤は洗剤って書いてあるし、柔軟剤は柔軟剤って書いてあるから要注意だ」

 

ところが新居ではどうだろう。引っ越したばかりの綺麗な室内を保ちたいから脱いだ服を洗濯機に入れることができた。二日続けてだよ。まだスイッチは押せてないけどね。

 

 

三十を越えると少なからず栄養面を考えるようになるものだけども、僕の中のロックンロールは自炊を許さなかったんだ。調理はロックだけど片付けはロールじゃないからね。以前、調理器具を使い果たすまで料理を続けてシンクがフライパンと鍋で埋まった時は不用品回収業者に電話をかけそうになったよ。

 

そんなもんだから体が肉を欲するならいきなりステーキ、野菜を欲すればリンガーハット。足りない栄養はマイバスケットで調達だ。この二年、相当な額を外食チェーンとマイバスケットに投資してきたんだ。いつか返ってきて欲しいよ。

 

ところが新居ではどうだろう。はじめてコストコに行ってね。鶏むねのひき肉1kg、イカの茹でたやつ1kgを買ってきて冷凍庫に入れておいたから安心だよ。昨日は新居を汚したくないからうどんを食べに出かけたけどね。

 

 

寝れればいいや。住まいのことはそれくらいにしか考えていなかったよ。僕は人と一緒に住む時以外、物件の内見にはほとんど行かないんだ。紙面上だけで判断するという誰もが羨むほどの優れた決断力を持っているからね。

 

ちなみに鶴見で勧められた最初の物件。不動産屋が妙にプッシュしてくるから申込直前に「大島てる」で調べてみたら半年前に焼身自殺というバリバリの事故物件だったよ。もちろん違う家にしたけども、一瞬「ネタになる」と思った自分が怖かったね。

 

ところが新居はどうだろう。阿佐ヶ谷と中野。二つも物件を見に行って決めたんだ。もちろん「大島てる」にも掲載は無いよ。最終的に決めた中野の家は駅近、築浅、敷礼ゼロ。入居初日からインターフォンが壊れていたこと以外はパーフェクトだよ。

 

まとめ

 

男性なら大いに共感してもらえるであろう、ねずみ色の暮らし。女性からは嫌われる内容かもしれないけど、新居に引っ越した僕は一味違うおじさんになったから、どうか大目に見て欲しいよ。

 

ここからはちょっと真面目な話なんだけど、ちゃんと暮らすっていいね。過ごしやすいように家の中を整えるって大事。あれやってみようとか人を呼ぼうとか前向きな気持ちになれるね。だから僕はねずみ色の暮らしを卒業して、これからはあかね色の暮らしを目指そうと思うよ。部屋の陽当たりはあまり良くないんだけども。

 

あと僕が中野に戻ってきたのはちょっと別の理由があるんだけど、それはおいおい紹介できたらまたブログを書きたいと思うよ。

 

とにかく今は好きな家に住めて、とても気分が良いよ。もともと自由な生活だけども、もっと自由になれた気がするというか。これからも人に喜んでもらえるように、僕にしかできないことをたくさんやっていこうと思うからよろしくな。

 

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