世捨て人の暮らしぶり

自営業でコピーライターやってるよ。東京と神奈川と静岡に住んでるよ。ドラムを叩くよ。面白そうな書き仕事なら世界中どこでも行くよ。Twitterは(@mush_me)、Instagramは(chappy__0927)、その他の連絡は→shotasato4@gmail.com だ!

バンドマンシリーズのあとがき

バンドが解散した後は高卒・未経験OKというブラック丸出しのインターネット広告代理店に飛び込んで営業やら企画やら制作やらで月400時間労働。バンドで作った借金を完済したら、自分で会社やった方が儲かるんじゃね?と安易に起業して失敗。

 

つなぎの会社に勤めながら副業に着手するも、趣味でずっと続けてた書き物の仕事に本腰入れたらあれよあれよ。バンド辞めたあとにうっすら掲げた「やりたいことで飯を食う」というテーマは失うものも多くありましたが、7年越しに何とか叶えることができました。

 

満ち足りた生活にも飽きてきた頃、何やろうか考えたらバンドしか思いつかなくて。不思議だったんですよ。当時はライブどころかドラムを叩くことや音楽を聴くのも嫌で、バンドやってた意味さえずっとわからなかったのに。

 

でも10年ぶりにドラム叩いたら「あ、完全にこれ好きだわ」って素直に思いまして。そうしたら当時の出来事が鮮明に蘇ってきて、小説的なの作ってみたかったし練習がてらちょっとやってみようかと書き始めたのがバンドマンシリーズだったりします。

 

好きなことやるって聞こえはいいけども満足することがないから慢性的に辛いんですよね。当時は好きなことやれてるなら毎日が幸せで、もっと楽なもんだと思ってました。

 

でも現実は進めば進むほど道が険しくなってきて、報われるのなんかほんの一瞬あるかないか。そこに経済活動が加わったらもう大変ですよ。この焦燥感に正気を保てる人は本当に尊敬します。

 

擦り減っていくのは少なからず持っていた自信で。自信が枯渇すると他者に求めるようになるんですよ。気持ち悪いでしょう。自分勝手でしょう。身内へ仲間へファンへ。その狂気がお客さんにウケたりするから複雑なんだけど、僕の場合はこうして人間関係を壊していってしまいました。

 

好きは主観、得意は俯瞰。というのは僕の持論なんですけども、芸術を仕事として成り立たせるなら俯瞰することも大事。それだけの能力が僕らにはなかったというのが、この悲劇とも喜劇ともいえる話の正体なのかな、とロジカルに整理してみたりしてます。

 

僕がバンドマンの経験を通じて学んだのはきっとそういう焦燥感への対応みたいなところで。この後に飛び込んだビジネス冥界もまた地獄だったわけですが、おかげで何とか上手くやることができました…

 

今ではきっかけを与えてくれたたまじさんをはじめメンバーに感謝していますし、色んな人に迷惑をかけたけどかけがえのない時間だったと思い出の美化にも成功。ちなみに裕子さんとは別れてから今に至るまで毎年誕生日のメッセージやりとりが続いてます。

 

彼女は数年前に結婚して一児の母となり、嫁いだ先の焼き鳥屋では女将さんとして元気にやっているみたい。メンバーも裕子さんも、もう会うことはないかもしれないけど大切に想ってる友人です。

 

最近よくスタジオに入って「あ〜でもないこ〜でもないと」夜中に一人でドラムをこねくり回してるんですが、現役時代からどこかに消えた筋肉と削げ落ちた体力すら愛おしく思えるほど、もう楽しくて仕方がない。

 

同期だった友達のバンドはもう背中も見えないくらい遠いところに行ってしまったけど。笑われてもいいから僕なりに0からまたバンドマンやってみようと思ってます。

 

「好きなら好きでいいじゃない」

 

たぶんこれが一連の出来事に関して僕が出した結論みたいなもので。そんな単純なことに気づくのに16年もかかっちゃいました。

 

皆さんも、好きなことはありますか?

 

僕はバンド好きですよ。

 

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